ホーム >Blog > 金属アレルギーを理由にセラミック治療を希望しますが、それでも健康保険は適用されませんか?

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金属アレルギーを理由にセラミック治療を希望しますが、それでも健康保険は適用されませんか?

西早稲田の歯医者さん、西早稲田駅前歯科矯正歯科です。
今回のテーマは「金属アレルギーが理由でのセラミック治療について」です。
セラミック治療とは、詰め物や被せ物をセラミックにするための治療です。

セラミックの材質上、セラミック治療は審美目的を兼ねた治療となるため、
いくら詰め物や被せ物とは言え、基本的に健康保険が適用されません。
では、金属アレルギーを理由にセラミック治療をする場合はどうなのでしょうか。

セラミック治療と健康保険適用について

多くの方が「セラミック治療=健康保険が適用されない」のイメージを持っているでしょうが、
実はそれは間違いで、セラミック治療において健康保険が適用されるケースがあります。
とは言え、健康保険適用の基準は厳しいため、基本的に健康保険が適用されないのは間違いありません。

さて、問題はセラミック治療における健康保険適用の基準ですが、
それは以下のようになっており、全ての基準を満たしていなければなりません。

・基準1. 厚生労働省に施設基準の届け出を行い、認可された歯科医院である
・基準2. 歯科補綴治療に関する専門知識、及び3年以上の経験を持つ歯科医師が在籍している
・基準3. 厚生労働省の定める歯科用CAD/CAM装置で製作する
・基準4. 製作する歯科医技工所との連携がとれている
・基準5. 被せ物のハイブリッドセラミックに限られる

…まず「基準1」~「基準4」に注目してください。これらはいずれも歯科医院側に定められた基準であり、
「基準1」~「基準4」までの基準を満たした歯科医院での治療が絶対となります。
つまり、どの歯科医院でも健康保険適用のセラミック治療が受けられるというわけではないのです。

次に「基準5」に注目してください。被せ物に限定されていることから、
詰め物は健康保険が適用されないですし、選択できるセラミックの種類はハイブリッドセラミックに限られます。
つまり「被せ物のハイブリッドセラミック」に限り、基準を満たした場合は健康保険が適用されることになります。

金属アレルギーに対する配慮

上記までのことをまとめると、被せ物のハイブリッドセラミックの場合、
基準を満たした歯科医院で治療することで健康保険が適用されます。
しかしもう1つ別の基準があり、それは治療する部位…すなわち歯の箇所に対する基準です。
セラミック治療で健康保険が適用される歯の箇所は以下のように限定されています。

・第1小臼歯(前から4番目の歯)
・第2小臼歯(前から5番目の歯)

…さて、ここで金属アレルギーの方への配慮があり、
金属アレルギーの方はさらに以下の箇所の歯においても健康保険が適用されます。

・第1大臼歯(前から6番目の歯)
・第2大臼歯(前から7番目の歯)
・第3大臼歯(前から8番目の歯)

…このように、金属アレルギーの方は健康保険適用のセラミック治療において、
対象となる歯の箇所が多くなっています。ただし金属アレルギーであることを証明するため、
検査、診断の結果や医師の紹介状の類が必要となります。

健康保険適用のハイブリッドセラミック

本来、セラミック治療ではオールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミック、
これら4種類の中から好きなセラミックを選択できます。
健康保険適用となるのはハイブリッドセラミックのみですが、ここで1つ注意が必要です。

それは健康保険適用のハイブリッドセラミックは、
従来のハイブリッドセラミックとイコールではないということです。
従来のハイブリッドセラミックに比べ、審美性と強度が劣ったものになります。

つまり、「セラミック治療で選択できるハイブリッドセラミックに健康保険が適用される」ではなく、
正しくは「従来のものより審美性と強度の劣ったハイブリッドセラミックに健康保険が適用される」です。
審美性に強いこだわりがなければ、健康保険適用のハイブリッドセラミックも充分な美しさを誇ります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、金属アレルギーが理由でのセラミック治療についてまとめます。

1. セラミック治療と健康保険適用について :セラミック治療で健康保険が適用されるケースがある
2. 金属アレルギーに対する配慮 :対象となる歯の基準が多くなっている
3. 健康保険適用のハイブリッドセラミック :従来のものに比べて審美性と強度が劣る

これら3つのことから、金属アレルギーが理由でのセラミック治療について分かります。
2014年に健康保険適用の基準が改定され、セラミック治療で健康保険が適用されるようになりました。
また、改定後の基準は定期的にさらに改定され、現状では金属アレルギーの方への配慮も見られます。

とは言え、セラミック治療で健康保険を適用する基準は厳しく、また少々不自由でもあります。
このため、気軽に健康保険適用でセラミック治療を受けられるとは言い難く、
それは金属アレルギーの方にとっても同様です。

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