メタルフリー歯科

メタルフリー歯科とは

当院では金属を使用しないメタルフリー治療を『セラミック』『ハイブリッド』『ジルコニア』を使用しております。
それぞれ材質や特徴が異なるため、カウンセリングを通じて患者さまの目的やご予算に応じた最適なものをご提案させていただきます。

金属アレルギーについて

金属アレルギーはネックレスやピアス等から発症するというイメージをもたれている人も多いはずです。
非接触性アレルギーと呼ばれていて、健康な方もある日突然発症するということもあるため、今まで症状が出ていなくても安心とは言えません。

現代人は大気汚染、食品添加物などの影響から免疫機能が著しく低下していることからより気を使う必要があります。
少しのアレルギー因子でも反応してしまうこともあるためです。

かつては歯の治療の際、アマルガム水銀と呼ばれる金属が使用されていましたが、これは水に溶けるという性質があったことから徐々に体内に取り込まれてしまうリスクがありました。
多くのアレルギー患者が生まれた原因の１つという説もあるほどです。

現在では、プラスティックのレジンをはじめ、12%金パラジウムと呼ばれる金属が使用されておりリスクは下がりましたが、12%金パラジウムにもパラジウムとスズが含まれていることから危険性がゼロになったとはいえないのが現状です。

アレルギーが起きやすい金属

パッチテストでアレルギーを起こしやすい金属について調べたところ、歯科治療で使用される金属も多く含まれているという事実が判明しました。

2位のニッケルは歯科治療で主成分として使用されることもあり、注意が必要です。ゴールドの価格が高騰してくると、保険点数は変わらないのに材料費が上昇してしまい、利益が減少してしまうことからゴールドを含まなくて安価なニッケルが使用される傾向にあります。
ニッケルはアレルギーを起こしやすいだけではなく、硬いことから反対側の歯を痛めてしまう可能性もあります。

セラミック、ハイブリッド、ジルコニアの成分と特徴

当院では金属アレルギーの方にも安心して治療を行っていただけるよう金属を使用しないメタルフリーの治療も行っております。
セラミックをはじめとした様々なメタルフリーの治療法から患者様にあったものをご提案させていただきます。
一度ご相談くださいませ。

	セラミック	ハイブリット	ジルコニア
成分	陶材	強化プラスチック	鉱石の一種
メリット	自然な色味 とても硬い 変色しない	歯に近い硬さで割れにくい 選択できる色に多様性がある	非常に硬く、丈夫 土台の色を隠して白さが出せる
デメリット	割れやすい 高価	多少変色する	高価 非常に硬く、着脱が大変

料金とリスク

セラミック・ハイブリッドセラミック・ジルコニアでの治療は保険適用外の自由診療になります

リスク

虫歯の大きさにより変動します。セラミックを用いた修復物は脱離・破折等の可能性があります。