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もう数年も虫歯を放置していますが、これは放っておいたらダメ?

虫歯は痛みがつらいですが、神経が死んでしまうことで痛みを感じなくなります。
もちろんこれは悪化を証明しているものの、痛みがないことで放置してしまう人もいます。
特に、数年虫歯を放置するとなると、虫歯だけに留まらない危険要素に満たされます。
ここでは、虫歯を放置することによって起こり得る問題をいくつか挙げていきます。

1. 虫歯に到達点はない

虫歯には進行の段階がありますが、これに到達点はありません。
例え歯を失うほどの状態になったとしても、それで終わりというわけではないのです。
つまり、虫歯を放置することで、虫歯を最大限まで進行させ、さらに別の症状をも引き起こしてしまうのです。

また、虫歯は進行してしまうと自然に治ることはないですし、治療しない限り、虫歯菌は無くなりません。
いくら痛みに我慢できても、いくら歯がなくなることに妥協できたとしても、それだけでは終わらないという危機感を持つ必要があるのです。

2. 神経を侵されることで起こる骨髄炎

虫歯が進行すると、歯だけでなく、神経まで侵されます。
この時、虫歯菌が神経に侵入してしまうことで、顎の骨にまで影響することがあります。
それは骨髄炎と呼ばれ、症状も治療方法も虫歯以上に深刻です。

症状としては、顎の骨の中で炎症を起こし、それが激痛となりますし、最終的に顎の骨を腐らせてしまいます。
これを治療するとなると歯を削るどころか、手術まで必要になってきます。
麻酔を使い、歯茎を切って、対象となる顎の骨を除去するという、大がかりでつらい治療になります。

3. 命を落とした事例もある

2014年に衝撃的なニュースがありました。
海外のシチリア島での話になりますが、そこに住んでいる18歳の若い女性が死亡しました。
その女性が死亡するきっかけになったのは虫歯だったのです。

虫歯を放置した結果、歯の炎症が肺に転移し、敗血症を引き起こしたのです。
非常に稀なケースではありますが、実際に虫歯が引き金になっての死亡報告が何件かあるのも事実です。
虫歯は放置すればするほど、身体の中に菌を広めてしまうため、広まった箇所によっては、こうした最悪の事態を引き起こしてしまうのです。

4. 全く別の病気に発展する可能性

虫歯菌が全身にまわってしまうことで、虫歯と全く違った病気を引き起こすことがあります。
特に注意されているものとしては、心筋梗塞や脳梗塞です。
どちらも命に関わる病気であり、虫歯のような痛みやしみだけでは済みません。

もちろん可能性としては低いものの、治療しない限り、虫歯菌は生き続けるため、常にこのような危険な病気にかかるリスクを、背負わなければいけなくなるのです。
そして、そのリスクは、治療を終えるまで永遠に続くことになります。

5. なぜ別の病気を招くのか

虫歯菌というのは細菌の一種なので、身体に様々な害をもたらします。
また、歯の下には歯茎があり、歯茎の中には血管が通っています。
つまり、虫歯菌が歯に穴を空け、それが進行してしまうことで、虫歯菌は神経を侵し、血管にも侵入するのです。

当然血管は全身のあらゆる箇所に繋がっているため、虫歯菌が血管に侵入するということは、イコール虫歯菌が全身に広がってしまうことになります。
これによって健康な箇所までが侵され、命に関わる大きな病気を引き起こしてしまうのです。

6. 歯周病にもなっている可能性が高い

虫歯をそこまで放置しておくことを考えると、お世辞にも口内が清潔とは言えません。
このため、同じ口内の病気である歯周病も引き起こしている可能性が高くなります。
虫歯の放置に不安を感じる人は、当然虫歯の放置によって起こる症状を調べます。

しかしそれだけではなく、同時に歯周病の放置によって起こる症状も知っておくべきです。
ちなみに歯周病も放置して治る病気ではないですし、これもまた歯を失う怖い病気です。
そう考えると、虫歯は必ず治療しておく必要があるのです。

いかがでしたか?
最後に、虫歯を何年も放置しておくとどうなるかについてまとめます。

  1. 虫歯に到達点はない :虫歯に終わりはない。歯を失ったとしても、さらに別の症状が起きる
  2. 神経を侵されることで起こる骨髄炎 :神経を侵されると骨髄炎になる。こうなると手術が必要
  3. 命を落とした事例もある :2014年、海外で虫歯が原因で18歳の女性が死亡したニュースが報道された
  4. 全く別の病気に発展する可能性 :虫歯が進行することで、脳梗塞や心筋梗塞を招く可能性がある
  5. なぜ別の病気を招くのか :歯茎の血管に虫歯菌が侵入することで、全身に虫歯菌が流れてしまうため
  6. 歯周病にもなっている可能性が高い :虫歯を放置するくらいの状態なら、高確率で歯周病にもなっている

これら6つのことから、虫歯を何年も放置しておくとどうなるかが分かります。
歯科治療は、内科や外科の治療に比べて軽視されがちです。
しかし、虫歯の放置はこういった怖い病気に発展する引き金になっているのです。
思わぬ事態を招かないためにも、虫歯は早期治療が必須ですし、放置という考えは大変危険です。