どうすれば歯周病を予防しやすくなりますか?

西早稲田の歯医者さん、西早稲田駅前歯科矯正歯科です。
今回のテーマは「歯周病を予防するための方法」です。
むし歯を予防している方は多いと思いますが、歯周病についてはどうでしょうか。
 
中には、「歯周病は高齢の人の病気だから大丈夫」と思っている方も、いるのではないでしょうか。
それは間違いで、歯周病は若い方でも発症しますし、歯肉の異変は小さな子どもにだって起こります。
そのため歯周病を予防することは、年齢関係なく大切なことなのです。
 

歯周病とはどんな病気なのか

歯周病は「歯の周りの病気」と書くとおり、歯の病気ではありません。
正確には歯の骨の病気であり、進行することによって歯を支える骨を溶かしてしまうのです。
この骨は歯槽骨と呼ばれるもので、「歯槽」という言葉から、歯槽膿漏を連想する方もいるかもしれません。
 
実際、歯槽膿漏は歯周病とイコールであり、重度の歯周病を意味します。
歯槽骨が溶かされることで歯は支えを失いますから、不安定になってやがて抜け落ちてしまいます。
つまり、歯周病になると歯が抜けるのは、支えとなる歯槽骨を失うことが理由です。
 

歯磨きの効果を高める

歯周病を予防するための基本は歯磨きですが、通常のブラッシングのみで歯磨きをした場合、
プラークの除去率は60%程度です。まず、この数値を高める方法を解説します。
 

デンタルフロスや歯間ブラシを使って磨く

デンタルフロスや歯間ブラシを使えば、歯ブラシが届かない箇所も磨けます。
デンタルフロスを使えば歯と歯の隙間を磨きますし、歯間ブラシを使えば歯と歯肉の境目を磨けます。
一方だけで構わないので、これらを使って磨くことで、プラークの除去率が80%以上に高まります。
 

正しい歯磨きの方法を覚える

歯科医院で定期検診を受けると、正しい歯磨きの方法の指導をしてもらうことができます。
これはブラッシング指導と呼ばれるもので、むし歯治療の後などで指導を受けた経験のある方もいるでしょう。
自分の歯並びに合った、効率の良い歯の磨き方ができるようになります。
 

プラークチェッカーを使う

歯磨きをした後にプラークチェッカーを使うことで、磨き残したプラークが染め出されます。
そうすると、無色透明のプラークが目に見えるようになり、確実に磨き残しを除去できます。
また、何日か連続して使用すれば染色のパターンが分かるので、自分の歯磨きの弱点を知ることもできるのです。
 

生活習慣を改善する

歯周病が、生活習慣病であることはご存知でしょうか。
日常生活の過ごし方次第で、歯周病はかかりやすくも、かかりにくくもなります。
 

疲労やストレスを適度に解消する

疲労やストレスが溜まると、身体の免疫力が低下して細菌に感染しやすくなります。
歯周病は原因菌に感染することで発症するため、
充分な睡眠や栄養バランスのとれた食生活を心がけ、身体の免疫力を高めましょう。
 

禁煙する

タバコを吸うとニコチンによって免疫機能が狂わされ、タールによってプラークが付着しやすくなります。
数値で示すと、喫煙者が歯周病になるリスクは、非喫煙者の5倍以上になるのです。
また、タバコを吸っている方が歯周病になると、歯肉の腫れが抑えられるため、発症に気づきにくくなります。
 

食事の仕方を見直す

糖は歯周病の原因菌の好物のため、摂取することで歯周病の原因菌の働きが活発になってしまいます。
さらに、よく噛まずに食べると唾液の量が少なくなるため、お口の中の細菌が流れにくくなります。
また、上記でも少し触れましたが、栄養バランスのとれた食生活を心がけることも大切です。
 

定期検診を受ける

定期検診を受けることで、歯のクリーニングや歯石の除去など、
歯周病の予防効果が高まる治療を受けることができます。
ちなみに、上記で解説したブラッシング指導も、定期検診の中で受けられるものです。
 
さらに定期検診を受けていれば、歯周病が発症した際も早期発見が可能です。
そもそも、歯周病は自覚症状が少ないことから発症に気づきにくく、進行させてしまうケースが多いのです。
しかし、定期検診を受けることでそのような問題を防ぐことができます。
 

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯周病を予防するための方法についてまとめます。
 
1. 歯周病とはどんな病気なのか :歯の骨の病気で、歯を支える歯槽骨を溶かしてしまう

2. 歯磨きの効果を高める :デンタルフロスや歯間ブラシを使って磨く、プラークテスターを使うなど

3. 生活習慣を改善する :疲労やストレスを適度に解消する、禁煙する、食事の仕方を見直すなど

4. 定期検診を受ける :歯周病が発症した際も早期発見できるので、重症化を防ぐことができる
 
これらのことから、歯周病を予防するための方法について分かります。
まとめると、歯周病を予防する方法は「精密な歯磨き」「生活習慣の改善」「定期検診の受診」の3つです。
これら全てを実践すれば、歯周病は相当予防しやすくなりますし、重症化も防ぐことができます。