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歯周病が「静かなる病気」と呼ばれる理由を教えてください

西早稲田の歯医者さん、西早稲田駅前歯科矯正歯科です。
今回のテーマは「静かなる病気と呼ばれる歯周病」です。歯周病は生活習慣病ですが、もう1つの呼び名として「静かなる病気」と呼ばれます。

生活習慣病については、日常生活の中に歯周病の要因が潜んでいるため、呼び名に対して理解できるでしょう。しかし「静かなる病気」と呼ばれることにはその理由が分からない人も多いですし、そもそも歯周病がそう呼ばれていること自体を知らない人も多いのではないでしょうか。

病気と自覚症状

ほとんどの場合、自分が病気だと気づくそのきっかけは、身体に何らかの自覚症状が起こることです。例えば毎年のように流行するインフルエンザの場合、「熱が出る」、「身体の関節が痛む」などの自覚症状が起こることでインフルエンザを疑います。

そして病院で検査した結果インフルエンザだと判明する…この流れがほとんどですね。ここで注目してほしいのが、「熱が出る」や「身体の関節が痛む」などの自覚症状です。仮にこうした自覚症状がなかった場合、自分はインフルエンザだと気づけるでしょうか。

おそらくそれは無理でしょう。身体に異常を感じる自覚症状があったからこそ病院に行くわけで、何も自覚症状がなければ病院に行こうとは考えないでしょうからね。つまり、自覚症状は自分が病気であることに気づくための大切なきっかけであり、サインでもあるのです。

歯周病が「静かなる病気」と呼ばれる理由

歯周病の場合は目立った自覚症状が少なく、そのため気づきにくい問題があります。自覚症状というのは目立った自覚症状であるほど辛いものですが、その分だけ病気に気づきやすいメリットもあるわけで、虫歯はその典型的な例ですよね。

歯の痛みは確かに辛いですが、歯の痛みを感じることで自分が虫歯であることに気づけます。気づけるからこそその時点で歯科医院に行き、重症化する前に治療できます。一方歯周病はそこまで目立った自覚症状がないことから、自分が歯周病であることに気づきにくいのです。

このため歯周病は知らない間に発症して、なおかつ知らない間に進行するケースが多く、いわば静かに進行する…つまり、「静かなる病気」と呼ばれているのです。この自覚症状の問題が、歯周病が「静かなる病気」と呼ばれている理由です。

歯周病と自覚症状

目立った自覚症状がないとは言え、歯周病の自覚症状もゼロというわけではありません。次の自覚症状は、いずれも歯周病になった場合に起こる自覚症状です。

口臭

歯周病になると口の中で歯周病菌が繁殖し、さらに歯肉から出血や膿みが出ることがあります。そして、これらが原因となって歯周病が起こるようになります。ただし口臭の原因は様々なため、「口臭がする=歯周病」と決めつけることはできません。

歯肉の腫れ、変色

歯周病になると歯肉が炎症を起こし、その影響で歯肉が腫れて変色します。変色の度合いは歯周病の状態によって異なり、赤くなることもあれば黒っぽくなることもあります。また歯肉を触った時には張りを感じなくなり、プヨプヨとしたやわらかい感触になります。

歯肉からの出血

歯周病になると、身体の防御機能が歯周病菌を駆除しようと働きます。患部に白血球が集まって歯周病菌と戦おうとするのですが、
それはすなわち血液が集合することになるため、ささいな刺激で歯肉から出血しやすい状態になります。

歯が長くなったように見える

歯周病が進行すると歯肉退縮が起こりますが、これは歯槽骨が溶かされるのが理由で起こります。歯肉退縮が起こると歯肉の高さが下がるため、根のあたりまで歯が露出します。本来見えない歯の根が露出することで、その分だけ歯が長くなったように見えます。

冷たいものや熱いものがしみる

これは一見虫歯の自覚症状に思えますが、歯周病でも同じ自覚症状が起こります。原因は歯周病の進行によって歯の根が露出したことで、露出した歯の根にはエナメル質がないため、刺激に対して敏感で冷たさや熱さを感じるとしみる、もしくは痛みを感じるのです。

歯が動く

歯周病で歯を失うのは、歯周病によって歯を支える歯槽骨が溶かされるからです。歯槽骨が溶かされることは歯が支えを失うことになりますから、実際に歯槽骨が溶かされるほど進行すれば、歯は不安定になってグラつくようになります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、静かなる病気と呼ばれる歯周病についてまとめます。

1. 病気と自覚症状 :自覚症状は自分が病気であることに気づくきっかけとなる
2. 歯周病が「静かなる病気」と呼ばれる理由 :目立った自覚症状がなく発症と進行に気づきにくいため
3. 歯周病と自覚症状 :実際には「口臭」、「歯肉の腫れ、変色」などの自覚症状がある

これら3つのことから、静かなる病気と呼ばれる歯周病について分かります。目立った自覚症状がないことから歯周病は発症にも進行にも気づきにくいですが、歯科医院で定期検診を受けている人の場合は別です。

定期検診を受ければ歯科医が口の中の健康状態を確認するため、自分ではなかなか気づけない歯周病を発見できますし、もちろん治療も可能です。その意味では、定期検診を受けることが歯周病の早期発見と早期治療のカギとなっています。

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