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千葉テレビ【スーパードクター】

山口:山口昌良 医師(西永福歯科院長)
スタッフ:西永福歯科のスタッフ
患者1〜3:患者(女性)
重永:重永医師

こちらは東京都新宿区にある歯科診療所。
2014年12月に開院したばかりのこの診療所に、開業から3か月ほどしか経ってないにも関わらず、患者は後を絶たない。
この診療所の中心にいるのは山口昌良、32歳。
2011年に杉並区永福で独立開業をし、わずか3年あまりで分院を開業。
確かな技術に定評を得るとともに、独特の経営感覚を持ち、地域で愛される診療所の展開に成功している。

山口:やっぱり、取り替えるのが全部が全部いいっていうわけじゃないんですね。
ある程度取り替えるために歯を削んなきゃいけないので、歯を痛めてしまうっていうデメリットもあるんですね。
だから、そこらへんのやるメリットとやるデメリットのどっちがいいかなっていうとこなんですね。

患者1:そうですね。

山口:結構微妙なとこ。明らかに…

彼の治療は虫歯を中心とした一般診療はもちろん、歯周病・インプラント・矯正・小児歯科など幅広い治療をカバーしている。
治療のコンセプトは「抜かない・痛くない・削らない治療」。

現在国内にある歯科医院数はおよそ6万8000施設。
4万9000店ほどあるコンビニエンスストアを上回り、歯科医院の過当競争が問題になっている。

過当競争とは言え、歯科医院が競争をすることで、互いに切磋琢磨することも期待はされるが、難関資格取得者である歯科医が技術と経営面とのバランスを保つことができないケースもしばしば取りざたされている。
山口が歯科医になった2008年、当時の歯科医師数はすでに10万人に迫る勢いだった。

山口:私の実家がお菓子屋さんだったんです。
実家はうちの兄が継ぐことになっていたので、そういう意味で私の祖父の遺言じゃないんですけど、「兄弟で同じ職業には就いちゃいけないよ」とは言われてたんですね。
じゃあ、私は出てかなきゃいけない。
そういった意味で、両親から何か手に職があったほうがいいんじゃないのかっていうところで。

技術力と経営力をどう両立すべきか、そのあり方を悩み続けた彼が壁を打ち破ったきっかけとは何なのか。
壁を打ち破り、愛される医師となった秘密とは。
スーパードクター。

朝、開院の1時間ほど前に山口さんは現れた。
朝一番の仕事は院内の掃除。
山口さんは掃除が終わると院内ミーティング。
その人のスケジュールを確認し、予約に沿った準備を整えます。

山口:あとは、笑顔を絶やさず、患者さんにまた来たいなって思ってもらえる医院作りをしましょうね。

スタッフ:はい。

山口:じゃあ、ミーティングを終わります。ありがとうございました。

スタッフ:お願いします。

山口さんが開院しているのは2院。 2014年の末に開院したばかりのこちらの医院は、山口さんのこだわりの設備が充実している。
治療機器の「滅菌」は最高水準のクラスBを使用、滅菌前の乾燥時に真空状態を数回作り、通常では難しい内部まで滅菌することができるそうです。
さらには、従来のレントゲン装置よりも放射線量を10分の1に押さえた「デジタルレントゲン装置」、最短1秒ほどで詰め物を固める「LED照射器」、より正確に早く治療をするための「インプラント機器」、痛みのない「電自動麻酔機器」、歯周病検査のための「顕微鏡」、いずれも山口さんが自ら導入を決めたこだわりの機器です。

山口:確かにいっぱい買ったけど、これは全然使ってないよね、うーん患者さんのウケがあんまりよくなかったなー、で倉庫の奥のほうにしまっちゃうような失敗した例もたくさんあるんですけど、中にはやっぱりすごく、これはすごくよかった、患者さんのウケがいいなっていうのもあったので、そういう意味ではこれからも新しいのをどんどん入れていって患者さんに喜ばれたいなっていうのはあります。

この日訪れた女性の患者さん。
それまで通っていた地元の歯科医院に大きな不満はなかったが、山口さんの丁寧な説明に満足をしている。

山口:大きい黒い陰が出来ているっていうことであれば、これは早くやったほうがいいなっていうふうに説明はするんですけども、結構ちっちゃいんで。

患者2:そうですね。

山口:なんか結構そこらへんは微妙なところかなーって。

患者2:痛くもないのにするのに。

山口:そうなんですよね。それで、もともとここら辺がたまに疼くんですよねとか、そういうのであれば、じゃあやった…

患者2:それもないので、とりあえずつめものだけ取り替える形でいい気もします、今は。

山口:わかりました。じゃあ、そうしましょうか。

患者2:そうですね。

山口:はい。

山口さんを頼りにする患者さんの多くは近隣に住む人達。
皆、口コミでこちらの歯科医院を知り、あれよあれよと患者さんが増えていったそうです。
山口さんの治療のコンセプトは「抜かない・痛くない・削らない治療」。
説明や患者さんの意思の確認に時間を割くため、1日に見られる患者さんは限られてしまいますが、丁寧な対応が口コミで広がっていきました。

患者3:それって、授乳中でも大丈夫ですか。

山口:もし気になるのであれば、授乳直後に飲んでもらっていいですか。

患者3:わかりました。

充実した治療設備のほかにもICTも積極的に導入。 口の中の様子をタブレット端末で患者さんと一緒に確認することができます。

山口:こういうのも結構大事なことなので。

さらに、こちらの治療スペースは子ども向けに正面だけではなく、天井にもテレビモニターを埋め込み、テレビを見ながら治療を受けられます。

山口:私が心がけているのも、病院に来てもらう患者さんには自分の家族とか恋人が受けてもいいよ、受けたい治療を提供するっていうのもすごく大事なことだと思ってるので。
嫌じゃないですか、見えないからってそこらへんの手を抜くのって。
そういう意味で、そこらへんも徹底してやりたいなっていうのは考えています。

独立開業をしてまだ4年目で2つの医院を展開、順調以上の成功を収めてきている。
しかし、ここに至るまでの間には理想の歯科医を追い求め、もがく日々がありました。

山口さんは1982年、東京の下町、荒川区に生まれます。実は、実家はお菓子屋さん。
しかも、戦後まもなくして始まった老舗です。
経営者感覚を持った家族の勧めもあり歯科医にはなったものの、山口さんが大学を出る頃には既に歯科医の供給は過多となっていた。

山口:もうどんどん悪くなっている一方な感じでしたね。
だから、実際うちの両親も私を歯医者の学校に行かせること自体にはちょっと後悔しているような感じはありましたね。

大学卒業と同時に、勤務医になりました。
そのキャリアのスタートが現在の治療方針の原点になっています。

山口:もう何1つできないっていうところですね。
今では簡単な穴が開いたところに詰め物をしましょうっていう1つでも、もう手が震えちゃうぐらいとか、もうなんなら「山口先生はもう嫌です」みたいな、やっぱ患者さんもいっぱいいたりとか。
そういう意味で、ずーっと落ち込んでいる時期は長かったですね。
しかも、なんならもう自分で勤務医として働いていた2年半ぐらいはあんまり歯医者のことをわかってないなっていうのがすごくあって。

こちらは山口さんが勤務医として過ごした歯科クリニック。
院長の重永さんはとても勉強熱心。
そうした重永さんの後ろ姿が当時の山口さんには大きく見えすぎたのかもしれない。

重永:やはり歯科っていうのは頭でまず勉強は必要なのですが、プラス技術で、頭で理解しても手で患者さんのお口の中で再現できなかったらだめなんですね。
そういう点ではやっぱり外科系の処置になります。
勤務医の先生が来ても、歯医者で一番医療時に何が大事かっていうのは、人間性だって僕は必ず言うんですよ。
でも、なかなかわからないんですね。
治療技術を学びたいとか知識を得たいとかって言うんですけど、そんなのはやれば誰だって身に付くだろうと。
むしろ、人間性こそある程度のベクトルを持って方向性を持って自分を常に律して日々を過ごさないと、獲得できないものだし。

山口:その2年半まではやっぱりできないんで、誰か先輩ドクターとか院長とか一緒にペアで組んで、じゃあ今日1日患者さんを診ましょうねっていうのが続いてたんですね。
で、それでなんとかかんとかやってた。
そこでやっぱり自分で非常勤として働いて、その時はもう先輩ドクターとかも院長もいない状態で自分一人でやらなきゃいけない時に、やっぱりいろんなものを診なきゃいけないんですよね。
そうした時に、一気に視野が広がってきて、こうこうこういうふうにすればいいのかなっていう、自分の中で頭で考えたんですね。
その時に、パッと点と点が繋がったなっていうのがすごくわかったんですね。
今まで「こうやってください、こうやってください、こうやってください」っていう、なんか押さえつけられて仕事をしてきたのが、やっぱり自分一人でやると自分のやりたいことができたっていうのもあるかもしれないです。
たぶんそれが良かったのかなっていう。

2014年12月に開院した西早稲田の歯科医院は、初月から予想を上回る患者が来院、それ以降も順調に患者を増やし続けています。

山口:患者さんがいて、スタッフがいて、自分がいて、お互いが気持ちのいい関係じゃないと長く続かないなっていうのはすごく大事にしています。
よくあるんですけど、患者さんをまず幸せにしましょうねっていう先生もいるんですけど、私は意外にスタッフがまず幸せにしないと、自分が幸せじゃないと人に幸せって与えられないと思うんですよね、心にゆとりがないので。
そういう意味では、最初にスタッフを幸せにしてあげて、そうしたことでスタッフと患者さんが幸せになってもらって、その中で自分が最後に幸せになるっていうのが一番理想的なのかなっていう感じがします。

壁を打ち破り、挑戦をし続けるスーパードクター。
今回は、名月会・歯科医の山口昌良さんのストーリーでした。

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